本園の教育
黒い秀才!たくましさの中に秘めた教養を…
人格形成の基礎を培う幼児期の教育は、遊びを通した指導により子どもの主体性を促すことが基本となります。その積み重ねや様々な経験から、生きる力の基礎が養われます。このことを踏まえ、わが園では「たくましい子」を合言葉に、知性や教養だけでなく、厳しい環境下でもそれに打ちかつ心のたくましさを身につけた心身ともに健全な子どもの育成を目標としています。
園長 金 子 剛
教育方針
「たくましい子ども、健全な心身の育成」
- 経験や活動の中で、思考力や感性を養う。
- 水の保育を通して、気力や耐性を醸成する。
- 個を尊重し、仲間関係を育てる。
保育の特色
水の保育を通してたくましい子どもの育成(温水プールでの水遊び)
「体験の中から自身を知ること」を目的に、四季を通じた 温水プールでの活動をはじめ”水”を教材とした教育をとり入れています。”水”はあつかい方によっては凶器であり、子どもにとっては格好の遊び道具でもあります。その両極の間におかれての保育から多くの学びを得ることができると考えます。
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(1)意欲のめばえ
水という環境のなかで、その性質やさまざまな要素を知的に感覚的に知ることができ、又、触れ合いや葛藤を通して自分の中の新しい力や可能性に気づき挑戦していこうとします。
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(2)自立(自律)に向かう
プールに入るにはどのような生活のしかたが必要であるかを子どもなりに考え、毎日の生活の積み重ねが大切であることに目を向け始めます。食事、排泄、睡眠、清潔、衣服の着脱、等々、生活習慣の自立と共に自信をもって意欲的に行動しようとする気持ちが芽生えます。
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(3)自尊感情の芽生え~共感する心
水に慣れ親しむまでには、思い通りにならないことや乗り越えなくてはならないことも多くあります。その過程で、「乗り越えよう」という心が育ち、自分なりに練習や工夫をし、体得した喜びから自尊感情が芽生えはじめます。こうした経験は、高慢な気持ちを退け、仲間を温かく受容しはげまし、信頼、認めあっていく心につながっていきます。
「水を自分のものにするには大変苦しい、しかし自分でやらなければならない。
この苦しさから抜け切った時のよろこびは、自分が拓いた新しい世界である。体験である。」
この苦しさから抜け切った時のよろこびは、自分が拓いた新しい世界である。体験である。」
– 創立者 前園長 金子佐一郎 –